2018年05月23日

千手観音〜慶派〜



末法の世を救う円かなる千体千手 42臂が調和する精妙至極の救世主



観音の王 千手観音
観音菩薩の無限の慈悲を表す姿が千手観音像です。42本の手に様ざまな法具を持ち、頭上の10の顔で周囲を見渡し、ありとあらゆる苦難を取り除きます。この姿は観音が如来に「すべての衆生を救うため、千本の手と千の眼をいただきたい」と願い出て賜ったもの。頭頂部と額の上には阿弥陀如来を掲げており、如来の遣いとしてこの世で私たちを救うことを示しています。
観音菩薩の中でも特に功徳が多いことから、観音の王、「蓮華王」という別称を持っています。

ラベル:千手観音 慶派
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2018年04月25日

迦陵頻伽 笙



懸命に吹く笙が天に響き渡る 華やかな中にも凛とした存在感



軽やかに舞い踊る極楽浄土の象徴
迦陵頻伽は極楽浄土に棲む6種の鳥のうちのひとつで、人頭鳥身の姿をしています。その名は「美しい音」を意味し、仏に次ぐと言われる美声で歌い、楽器を奏でながら宙を舞って極楽浄土の魂たちを慰めます。
単独で祀られることはありませんが、極楽浄土の象徴として様ざまな仏教美術に登場します。
鳳凰が翼を立てた姿を模したという縦型の笛「笙」を手にするこちらは「天」を象徴。彩色の多くは剥落、きりりとした表情で落ち着いた雰囲気です。

ラベル:迦陵頻伽
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2016年10月18日

五劫思惟阿弥陀

理想の極楽浄土を求める阿弥陀の姿


五劫とは一説に二十一億六千万年のこと。一劫とは三年に一度天女が大きな岩に舞い降り、その羽衣が触れる摩擦によって岩が消えてなくなるほどの時間、とも言われます。
それほど永い時間、阿弥陀如来はわたしたちの救済や理想の極楽浄土について考え続けてきました。伸びた螺髪の造形は、阿弥陀如来の慈悲深さや偉大さを私たちに伝えているのです。

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